奈良東大寺のお水取り    篠崎・歯科

投稿日:2021年3月17日

カテゴリ:ドクターズBLOG 未分類

皆さんこんにちは、連日暖かい日が続いていますね。いよいよ春の訪れですが、古都奈良では東大寺のお水取りが終わると、春が来ると思うそうです。
お水取りとして知られている東大寺の修二会は、奈良時代の751年から1270年間一度も中断することなく連綿と続いてきた伝統行事です。東大寺の二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる精進潔斎した11人の行者が自らの過去の罪障を懺悔し、その功徳によって都の安寧、天下泰平、万民安楽、五穀豊穣等を祈るものですが、準備に時間がかかり、修二会自体が14日間と長期間で、さらに深夜まで続く修法と複雑な式次第と、よくもまあ1270年も続けてこれたものと驚嘆します。
遠く天竺(インド)や唐(中国)の現代彼の地では失われた仏教文化、宗教風習が、千年の時を越えて東大寺の修二会には残されているのです。おなじく東大寺の正倉院には、唐や西域、ペルシャ等から伝来した宝物が残されていることから、日本がシルクロードの東の終点とも言われています。正倉院が物のタイムカプセルならば、修二会は精神や風習など形のない物のタイムカプセルでしょう。
なぜこんな奇跡とも思える文化の保存が可能だったのでしょうか?
先ず日本が島国で大陸から隔絶された立地条件で大国に蹂躙されなかったこと。国内で戦乱はなんどかあったものの、全てを灰燼に帰す程の戦乱は無かったこと。そして関わってきた日本人の勤勉さと、何より高い精神性のたまもの思います。

東大寺に観光に行くと、南大門の金剛力士像と奈良の大仏と鹿だけ見て帰ってくる人が大勢ですが、大仏殿から少し足を延ばすと、修二会の舞台である美しい二月堂やどえらい仏像さんが圧巻の法華堂など是非とも見ておきたいところがたくさんあります。

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