指しゃぶりの影響 篠崎 歯科

投稿日:2018年7月25日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

みなさんこんにちは!
連日の猛暑が続いてますが、水分補給をしっかりして、熱中症にはお気をつけくださいね。
さて、本日は指しゃぶりと歯並びの関係についてお話しします。
子どもの指しゃぶりは生理的なもので、多くの場合、外遊びを始める4〜5歳までにはだんだんと減っていき、やがて自然となくなります。
指しゃぶりは歯並びやかみ合わせに影響します。成長しても指しゃぶりが、治らない(回数が減らない)ケースは注意が必要です。長期にわたる指しゃぶりは、歯の健全な発育に悪影響をもたらすことがあるからです。
乳幼児の弱い歯や、やわらかい歯肉は変形しやすく、指しゃぶりを続けていると、出っ歯や開口(前歯がかみ合わず開いたままになる)といった歯並びやかみ合わせの異常を起こします。
また、上あごの歯列の横幅が狭くなる(歯列狭窄)、下あごが後方に押しやられるなど、あごの関節や口の周りの筋肉の発達にも影響してきます。
指しゃぶりがなくならない原因は、乳幼児期の指しゃぶりが習慣化して癖になっていたり、心理的な要因でも引き起こされるといわれています。無理にやめさせるのではなく、お子さまと積極的にスキンシップをとって、気持ちを安定させてあげることも大切です。
4〜5歳になっても指しゃぶりが治らないようでしたら、ぜひ歯医者さんに相談してみてください!

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