キシリトールと虫歯予防

投稿日:2015年4月20日

カテゴリ:歯科衛生士BLOG

★キシリトールを上手に使おう!

1970年代のフィンランドで確かめられたキシリトールの虫歯予防効果。

今では世界各国で虫歯予防に使われ、日本でも1997年4月に食品への利用が許可されました。

★生体に安全なキシリトール

・白樺や樫などの樹木から抽出された成分が原料(天然甘味料)になっています。

・砂糖に近い甘さで、カロリーは1gあたり3kcal、砂糖の4分の3です。

★虫歯の予防を補助する効果

・資質を溶かす酸をつくらない・・・キシリトールは砂糖と違って、虫歯の原因となる酸をつくりません。

・歯磨きで簡単に落ちる歯垢・・・キシリトールはミュータンス菌に分解されても、ネバネバした物質をつくりません。できる歯垢はさらさらして歯磨きで簡単に落ちます。

・唾液分泌が促されます・・・唾液がよく出て、唾液の清浄作用やお口の中の酸性度を中和する作用を高めます。またリンやカルシウムが歯の表面に戻る「再石灰化」の働きも強まります。

※キシリトール入りのガムを選ぶときは、成分表をよく見てできるだけキシリトールの配分量の多いものを選びましょう。

 

■ 他の記事を読む■

マウスピース型矯正装置インビザライン
すぎもと歯科LINE