歯の神経と根の治療について　篠崎歯科

みなさん、こんにちは！すぎもと歯科です。

今日は、大切な歯を残すための治療のひとつである、
歯の神経と根の治療についてお話しします。

虫歯の治療には、虫歯の大きさによって、歯髄を保存出来る場合の虫歯の治療と、歯髄を取ってご自分の歯を残す虫歯の治療があります！

歯髄は、歯に栄養や酸素を運ぶ血管と神経などが集まった組織です。刺激に敏感で、外からの力や治療に使われた薬剤の刺激、虫歯の進行などによって炎症をおこします（歯髄炎）。歯髄へのダメージから歯を救う為には、炎症を起こしている歯髄を取り除く処置（抜随）が必要です。歯髄を取った後は、根の中の掃除をし消毒を行う根の治療（根管治療）をし、炎症が収まったら修復治療に進みます。

根の治療は、歯の根の先が細く狭く、形が曲がったり枝分かれしていたりと複雑な為、神経をとる治療も根の治療も根の中を清掃消毒するのにとても時間がかかり、通院回数も2回から3回、時にはそれ以上になる場合がありますが、最後までしっかり通って頂くことで歯を残す事が出来るとても大切な治療です。

治療を途中でやめてしまうと、歯髄を取ったところに食べ物が詰まったり、歯髄炎がさらに悪化して歯を抜くことになってしまう困った事態になりかねません。

ご自分の歯を大切に、歯をできるだけ残して健康を維持する為に、神経と根の治療はとても大切なので、根の治療になった場合は、最後まで頑張って通って下さいね！

治療についてのご不明な事、困った事、ご相談がございましたら、当院のドクターやスタッフにいつでもお気軽にお声掛け下さいね！