妊娠中は、歯周病を発症し易い⁉     篠崎・歯科

投稿日:2020年7月14日

カテゴリ:ドクターズBLOG

妊娠中は、ホルモンの変調などによって、歯周病(妊娠性歯周炎)になり易い傾向にあります。女性は妊娠すると女性ホルモンが血中に多く分泌されて、血液を介して歯周ポケットにもいきわたります。この女性ホルモンによって、ある特定の歯周病菌の増殖が促されることが分かっています。

加えて、妊娠中は唾液の分泌量が減少したり、つわりなどによりブラッシングが不十分になったりするために、歯周病が発症、悪化しやすくなるのです。

妊娠中の女性にとって、歯周病はとてもリスクの高い病気です。というのも、歯周病の妊婦さんはそうでない妊婦さんに比べて、早産・低体重児出産の確率が高まることが明らかになっているからです。元気な赤ちゃんを産むためにも、妊娠中に歯周病を予防することがとても大切になります。

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