バイオフィルムとは 篠崎 歯科

投稿日:2019年4月17日

カテゴリ:歯科衛生士BLOG

あたたかい日がおおくなってきましたね!
花粉症の方は辛い時期でしょうか…?

バイオフィルムってご存知ですか?

バイオフィルムは
細菌が増殖する時に作り出すフィルム状のものをいいます。これは病気の発症やその後の進行と深く関係しています。
コンタクトレンズや人工関節など様々なところにバイオフィルムは存在するんですよ〜

プラークも実はバイオフィルムであり、
むし歯や歯周病はバイオフィルムによる感染症なんです。

◎歯周病とバイオフィルム

歯面に着いたプラークは歯周ポケットを広げながら奥に入り込み、この中で空気を嫌う歯周細菌が増殖し?強い毒素を出します。
そして周りの歯肉を攻撃します。
歯周ポケットの中のバイオフィルムは、セルフケアが出来ないだけに歯の表面についたものよりも厄介な存在です。
そのために、定期的に機械的なポケット洗浄が必要になります!

お口の中の状態によって、
ポケット洗浄のサイクルは決めていきますが、
1~3ヶ月毎が理想的です。

歯の表面にバイオフィルムが形成されるまでには18時間以上かかるといわれています。プラークは簡単に落とせるうちに、ブラッシングやPMTCで除去しましょうね。

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