保険診療の限界 篠崎 歯科

投稿日:2017年5月17日

カテゴリ:ドクターズBLOG

保険治療とは、地域や診療する病院、ドクターが違っても、同じ治療費を払うのが保険診療です。病気の種類と治療は、処置の仕方、使う材料、薬の種類など、料金も含め細かな規定が決められています。歯科治療でも、この決められた範囲内で、患者さんに最適と思われる治療を行います。
歯科の自由(費)診療とは、お口の状態や全身の健康、将来の状況などを考えると、健康保険の範囲で治療(保険診療)では最善の治療といえないこともあります。たとえば、同じ入れ歯でも、型を取るときに、より精密な型が取れる材料があるのに、保険の対象外で保険診療では使えないこともあるのです。自由診療とは、保険診療の範囲を超えて行う、患者さんのお口の健康の維持増進を目的とした診療です。材料、処置内容も最善を考えて選び、十分に時間をかけて最高の技術で治療します。料金は全て患者さんのご負担になるので、自費診療と呼ばれることもありますが、大事なことは、その治療によって患者さんのご希望が実現し、より良い生活を送れるようになることです。
自由診療も、お口の状態により、向き不向きがありますので、先生とよく相談してから決めた方はいいと思います。

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