妊娠すると歯周病になる? 篠崎 歯科

投稿日:2017年3月23日

カテゴリ:ドクターズBLOG

女性の口腔健康状態は、生涯のさまざまなステージに応じて変化します。
たとえば、思春期、更年期などの身体の成長、老化に伴う変化の時期や月経、妊娠期間などは身体だけでなく、口の中の状態も変化するのです。

それは、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌量の変化が、口腔内の血液循環やプラークの細菌などを敏感に反応させるからです。
中には女性ホルモンをエサに活発になる歯周病細菌います。
歯肉が腫れたり、ブラッシング時の出血などが多くなると、妊娠性歯肉炎と呼ばれています。

妊娠時に歯肉炎になり、それが進行して歯周炎になった場合、出産にも影響が出てきます。歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦に比べ、早産になる確率が約7倍にものぼるといわれています。また、低体重児出産のリスクもあります。

特に、妊娠期間は赤ちゃんへの影響も考えて、診査、診断と予防指導を是非受けてください。
また、女性の方は予防的にお口の中の環境を整えるように意識しましょう。

気になる事があれば、すぎもと歯科にお立ち寄りください。

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