むし歯菌が脳出血を助長!? 篠崎 すぎもと歯科
投稿日:2016年2月29日
カテゴリ:ドクターズBLOG
日本経済新聞によると、近年では歯周病菌だけでなく、虫歯菌についても全身疾患に影響を与えることが明らかになってきたそうです。
大阪大の教授らは虫歯菌に脳出血を促すタイプが存在することを突き止めた。保菌者の脳出血の発症リスクは、そうでない人の4~5倍。
脳出血患者の血液から虫歯菌と言われる「う蝕病原菌」の特殊な種類を発見した。血管の内壁が傷つくとそこに結合するたんぱく質を作る性質があり、傷を治りにくくする。 日本人の約8%が保有する菌だが脳出血の患者を調べると約3割がこの菌を持っていた。患者から採取した菌をマウスに投与すると脳に出血がみられ、脳出血したマウスに投与すると脳の出血面積は5~6倍に広がった。
「身体の健康は命の入り口、歯の健康から」
皆さんも歯科医院に通って虫歯や歯周病のリスクを極力下げていきましょう!
■ 他の記事を読む■