キシリトールを上手に使おう! 篠崎 歯科

投稿日:2017年1月30日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

皆様こんにちは。今日はキシリトールと虫歯予防についてお話をさせて頂きたいと思います。1970年代のフィンランドで確かめられたキシリトールの虫歯予防効果。今では世界各国で虫歯予防に使われ、日本でも1997年4月に食品への利用が認可されました。生体に安全なキシリトールは、白樺や樫などの樹木から抽出された成分が原料になっています。砂糖に近い甘さで、カロリーは1gあたり3キロカロリー、砂糖の4分の3です。キシリトールは野菜や果物に含まれており、人間の肝臓でも毎日つくられています。
キシリトールは虫歯予防を補充する効果があります。歯質を溶かす酸をつくらない。キシリトールは砂糖と違って、虫歯の原因となる酸をつくりません。キシリトールはミュータンス菌に分解されても、ネバネバした物質をつくりません。できる歯垢はさらさらして歯磨きで簡単に落ちます。そして、唾液分泌が促されます。唾液がよく出て、唾液の清浄作用やお口の中の酸性度を中和する作用を高めます。またリンやカルシウムが歯の表面に戻る再石灰化のはたらきも強まります。
キシリトール入りガムを選ぶときは、成分表をよく見て、キシリトールの含有量に気をつけましょう。出来るだけキシリトール100%を選んでください。

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