お酢で歯が溶ける? 篠崎 歯科

投稿日:2017年7月22日

カテゴリ:ドクターズBLOG

細菌の関与がなく、体内外に由来する酸によって、歯が溶ける病気を「酸蝕症」と呼びます。

原因としては清涼飲料水、スポッツドリング、アルコール飲料、果汁、酢などの過剰摂取。

逆流性食道炎など胃酸によるもの。ビタミン剤、アスピリンといった酸性の薬剤を多く服用するなどのケースがあります。

症状としては、しみる、噛むと痛いなど虫歯の症状に似っています。

最も簡単な予防法は、酸性飲料水などの摂取を少なくすること。そしてダラダラ飲みはやめて、

摂取後は、水で漱ぐとよいでしょう。

歯を溶かす酸のPH(ペーハー)は5.5以下で、数値が低いほど酸性度が強くなります。

胃酸のPHは1〜2、コーラ飲料は2.2、栄養ドリングは2.5、レモンは2.0、ワインは2.3です。

健康の為と夜寝る直前にお酢を摂取される方など注意が必要です。

また、ミルクの代わりに赤ちゃんにスポーツドリンクを与える方も注意が必要です。

何かをお口に入れたら歯磨きの習慣をつけましょう。

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