歯の神様    篠崎 歯科医

投稿日:2017年7月7日

カテゴリ:すぎもと歯科BLOG ドクターズBLOG

今の時代、大多数の日本人が簡単に歯科医院をみつけて、適正な価格で保健医療を受けられるのが当たり前です。では、江戸時代より以前の人々は、歯が痛いとき一体どうしてたんでしょう?
殿さまや位の高い武士、公家や豪商などには、お抱えの「口中医」と呼ばれた医師がいて、抜歯や虫歯の治療や入れ歯の作成などをしていました。しかし経済的に余裕のない大多数の庶民が、歯の痛みに苦しんだ時に頼ったのが、歯の神様、仏様だったようで
、現在でも残る歯の痛み・悩みを癒す目的で祈願する神社・仏閣・石像などの数は、全国に約300カ所にのぼるそうです。
一番多いのが「白山神社」で、昔から歯痛の神様として篤く信仰されていたようです。私が時折参拝に訪れる、文京区の白山神社も歯ブラシ供養の神社として有名です。
それから「地蔵菩薩」「如意輪観音菩薩」などの仏教の菩薩さまも多いですね。昨年参拝した京都の東寺の境内にも、歯痛の神様として夜叉神が祭られていて、確か夜叉神の歯磨き粉が売ってました。