こどものおやつ         篠崎 歯科

投稿日:2017年3月2日

カテゴリ:ドクターズBLOG

 「こどもの虫歯の予防には甘いものを食べさせないこと」と思い込んでるお母さんが多いようです。
確かに甘いものは、虫歯になる原因の一つですが、甘いものを禁止してもそれを守ることは難しいことでしょう。
一番大事なことは、甘いものを食べさせないことではなく、おやつをダラダラ食べさせないようにすることです。
おやつの時間をしっかりきめることです。ダラダラ食べていると、口の中に甘いもの=糖分が長時間残ることになり、虫歯になるリスクが高くなるのです。
虫歯菌が糖分に反応してねばねば物質となり、そこに他の菌も加わって糖を分解して酸を作り、歯の表面を溶かします。
 しかし、甘いものを食べてもダラダラ食べ続けなければ、時間の経過で唾液が糖分を洗い流してくれたり、酸が出てきても唾液によって酸性に傾いていた口の中が中和され、カルシウムが歯に戻る(再石灰化)という自浄作用が働いてくれるのです。

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