甘いお酒は乙女のお口から 篠崎 歯科

投稿日:2016年6月18日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

皆さん、こんにちは。これから暑くなってくると、ビールやお酒がすすむ季節になりますね。
そこで今日は、お酒と歯にまつわるお話をしたいと思います。よく小さい頃に周りの大人から、「ご飯はよく噛んで食べなさい」と言われたことってありますよね?
それって、むし歯の予防にもなっているんです。ものを噛むと唾液が分泌されます。唾液はむし歯の元となる’酸’を中和する働きがあります。
そのよく噛むという行為で、実は昔お酒をつくっていたんです。ご飯やパンってずっと噛んでいると甘い香りがお口いっぱいに広がりますよね。これはよく小学校の理科の授業でやったデンプンが唾液によってブドウ糖に変わっていくからなんです。このブドウ糖をよく日本人はお酒作りに活用しました。穀物をかみ砕き、甘くなってから容器に吐き溜めます。そのあとに空気中に浮遊している野生の酵母が付着し、アルコールの発酵をする仕組みでした。
この穀物を噛むのは汚れを知らない乙女たちの役目でした。昔から清純な女性は、お口の健康もよいとされてきたんでしょうね。

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