むし歯と歯周病はバイオフィルムによる感染 篠崎 すぎもと歯科

投稿日:2015年12月16日

カテゴリ:歯科助手・受付BLOG

バイオフィルムとは・・・少しづつ進行し、それでいて治りにくいタイプの感染症では、細菌が増殖するときにつくり出すフィルム状のもの(バイオフィルム)が病気の発症やそのごの進行と深く関係しています。コンタクトレンズや人工関節などの様々なところにバイオフィルムは見られます。プラーク(歯垢)も実はバイオフィルムであり、むし歯、歯周病による感染です。細菌自身がつくり出す粘着性の強いフィルム状の物質。細菌をその中に包みこんで外敵をシャットアウトします。水にも溶けません。この中でさらに細菌は増えます。むし歯とバイオフィルム=むし歯の原因は、砂糖を栄養源としてネバネバした物質をつくり、歯面にしっかり付着して次第に厚い膜(バイオフィルム)になります。そしてむし歯はこの中で増殖しながら酸をつくります。膜の内側は強い酸性になり、歯のエナメル質の脱灰が進み、むし歯になります。歯周病とバイオフィルム=歯面についたプラークは歯周ポケットを広げながら奥に入り込み、この中で空気を嫌う歯周病細菌が増え、強い毒素を出して周りの歯肉を攻撃します。歯周ポケットの中のバイオフィルムは歯ブラシなどでの清掃ができないので歯の表面のものより厄介です。