親知らずって抜いたほうがいいの? 篠崎 歯科

投稿日:2015年12月15日

カテゴリ:ドクターズBLOG

皆さんこんにちは
12月も半ばに入り、クリスマスやお正月と大きなイベントが近づいていますが、皆さんいかがお過ごしですか?
さて、何かと忙しい12月ですが、皆さんは親知らずがご自身のお口の中に存在するかどうか知っていますか?また、親知らずの痛みが出たことはありますか?
実は親知らずが生えていなくても、歯茎の中や骨の中に潜っていることがあるのです。また、親知らずの頭の半分だけが生えていることもあります。現代人は大昔の人に比べると顎を使わなくなっているので、顎が小さくなっている傾向にあります。そのため、親知らずが生えるスペースがないので半分だけ生えてきたり、そもそも生えてこれず潜ったままになっていることが多いのです。
では、こういう親知らずはほっといてもいいのかというとそうではありません。このような場合、汚れがたまりやすい状態となっているので、親知らずの周りに限局した急性の歯周病になってしまうのです。これが親知らずの痛みの原因のほとんどです。つまり、親知らずの周りをきれいに保っていれば痛みはおこらないのです。しかし、先に書いたように現代人は顎が小さいので歯ブラシが届きにくいため、しっかり磨くのはなかなか難しいです。さらに、何度も痛みを繰り返していると徐々に骨が溶けて行ったり、親知らずの一本手前の歯が虫歯になったりします。また、痛みがあるうちは歯を抜くことができないことが多いので、痛みのないうちに抜いたほうがいいのです。
皆さんも親知らずの状態を確認するだけでも、ぜひ気軽にすぎもと歯科にいらしてください。

マウスピース型矯正装置インビザライン
すぎもと歯科LINE